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【初心者必見】上場企業運営の不動産クラウドファンディングのメリット・注意点まとめ

「不動産クラウドファンディングをするなら上場企業が運営しているサービスを利用したい」

「上場企業が運営している不動産クラウドファンディングの特長を知りたい」

と考えている方は多いでしょう。

不動産クラウドファンディングは市場拡大を続けているため、投資家だけでなくサービスを提供する側の企業も注目を集めています。

ここでは、不動産クラウドファンディングサービスを実施している上場企業の紹介や、上場企業の提供している不動産クラウドファンディングサービスの特長を解説します。

実績豊富なFANTAS funding

不動産クラウドファンディングには100社近いサービスがありますが、その中でも累計償還件数200件超えという豊富な実績を誇るのが「FANTAS funding(ファンタスファンディング)」です。

FANTAS fundingの主な特徴は以下のとおりです。

  • 累計償還件数200件以上の実績
  • 元本償還率100%(※2025年7月時点)
  • 10~20%の劣後出資により投資家のリスクを軽減
  • アップサイド配当導入(想定より早期に償還された場合でも、当初予定の配当金を支払う仕組み)

実績重視でサービスを選びたい方や、不動産クラウドファンディングをこれから始めてみたい方は登録を検討してみてはいかがでしょうか。

目次

上場企業運営の不動産クラウドファンディング5選

ここでは、上場企業が運営の不動産クラウドファンディングサービスを以下の5つ紹介します。

  • CREAL(クリアル)
  • Jointoα(ジョイントアルファ)
  • 大家どっとこむ
  • TREC FUNDING(トレックファンディング)
  • GALA FUNDING(ガーラファンディング)

不動産クラウドファンディングでの投資を検討しているが、どのサービスを利用すればいいか迷っている方は、参考にしてください。

CREAL(クリアル)

CREALは、2022年に東京証券取引所 グロース市場に上場したクリアル株式会社が運営している不動産クラウドファンディングサービスです。

2025年8月時点で元本割れしたファンドはなく、保育園や介護施設など社会貢献性の高い不動産からホテル、オフィス、物流施設などまで豊富な物件を取り扱っています。

想定利回りは3.0%〜6.0%程度でとびぬけて高くはありませんが、賃貸物件はマスターリース契約を取り入れているので、よりリスクを軽減できます。

また2025年6月には不動産特定共同事業法3号・4号許可も得て、倒産隔離の仕組みも開始されました。

サービス名CREAL
運営会社クリアル株式会社
本社住所東京都港区新橋二丁目12番11号 新橋27MTビル
8階
資本金1,273,520,500円(2025年3月末時点)
免許不動産特定共同事業 許可番号 東京都知事 第112号
金融商品取引業(第二種金融商品取引業、投資助言・代理業)登録番号 関東財務局長(金商) 第2898号
宅地建物取引業 免許番号 東京都知事(2)第100911号
証券コード2998

Jointoα(ジョイントアルファ)

「Jointoα」は、2004年に東京証券取引所スタンダード市場に上場した「穴吹興産」が運営している不動産クラウドファンディングサービスです。

全国の不動産に投資できるファンドを多数扱っており、リスクを分散して投資できます。

また、最低投資額は10万円と不動産クラウドファンディングの投資額としては高めです。

「まとまった額を安心して投資できるサービスに利用したい」といった場合におすすめです。

サービス名Jointoα
運営会社穴吹興産株式会社
本社住所香川県高松市鍛冶屋町 7-12
資本金7億5,500万円
免許宅地建物取引業免許 国土交通大臣免許(10)第3300号
特定建設業許可 香川県知事許可(特-6)第5547号
一級建築士事務所登録 香川県知事登録第1847号
一般不動産投資顧問業登録 国土交通大臣登録 一般-第378号
第二種金融商品取引業登録 四国財務局長登録(金商)第12号
不動産特定共同事業許可 金融庁⾧官・国土交通大臣第124号
証券コード8928

大家どっとこむ

大家どっとこむは、2024年に「東京証券取引所TOKYO PRO Market」に上場した株式会社グローベルスが運営しているサービスです。

上場した時期は新しいですが、同社は1996年に設立した20年近い歴史を持っています。

不動産の運用・購入・売却など豊富な収益不動産事業に不動産クラウドファンディングの形で投資できます。

2025年6月までの時点で元本割れはなく、平均運用年数は9~10か月と短めです。

信頼できる会社に短期間の投資をしたい方におすすめです。

サービス名大家どっとこむ
運営会社株式会社グローベルス
本社住所東京都品川区西五反田7丁目17番7号
資本金 100,000,000円
免許宅地建物取引業免許:国土交通大臣(4)第7845号
一級建築士事務所登録:東京都知事 第62093号(東京本社)
特定建設業許可:東京都知事 (特-2) 第135078号(東京本社)
不動産特定共同事業許可:東京都知事 第134号(東京本社)
賃貸住宅管理業登録:国土交通大臣(1)第1722号(東京本社)
証券コード193A

TREC FUNDING(トレックファンディング)

TREC FUNDINGは、東証プライム市場に上場しているトーセイ株式会社が運営している不動産クラウドファンディングサービスです。

創立して20年前後までの会社が運営しているケースが多い不動産クラウドファンディングサービスですが、トーセイ株式会社は1950年に創立した実績が豊富な老舗企業です。

不動産会社の実績を活かして首都圏を中心とする中小不動産を主に取り扱っているのが特長です。

また、運用期間が2年近いファンドが多く長期間にわたる投資をしたい方に適しています。

サービス名TREC FUNDING
運営会社トーセイ株式会社
本社住所東京都港区芝浦四丁目5番4号 田町トーセイビル
資本金 6,624,890千円
免許宅地建物取引業者免許:東京都知事免許(14)第24043号
不動産投資顧問業登録:一般第一127号
特定建設業許可:東京都知事許可(特ー4)第107905号
一級建築士事務所登録:東京都知事登録第46219号
不動産特定共同事業許可:金融庁長官・国土交通大臣許可第102号
金融商品取引業登録(第二種金融商品取引業、投資助言、代理業):関東財務局長(金商)第898号
貸金業登録:東京都知事(1)第31987号
証券コード東京証券取引所プライム市場:8923
シンガポール証券取引所メインボード:S2D

GALA FUNDING(ガーラファンディング)

GALA FUNDINGは株式会社FJネクストホールディングスが運営している不動産クラウドファンディングサービスです。

FJネクストホールディングスは、2004年にジャスダック証券取引所に上場、2007年に東証二部に上場、2013年に東証一部に上場、2022年にプライム市場へ移行しました。

上場してから20年以上の安定企業です。

GALA FUNDINGは自社が開発した「ガーラマンション」を投資の対象にしているのが大きな特長です。

ワンルームマンションではありますが、都心の好立地にある物件が多いので入居率も高くリスクは低めです。

サービス名GALA FUNDING
運営会社株式会社FJネクストホールディング
本社住所東京都新宿区西新宿六丁目5番1号新宿アイランドタワー
資本金 27億7,440万円
免許宅地建物取引業 国土交通大臣(6)第5806号
賃貸住宅管理業 国土交通大臣(01)第004272号
不動産特定共同事業 東京都知事 第156号
証券コード8935

上場企業の不動産クラウドファンディングの特徴は?

ここでは、上場企業の不動産クラウドファンディングの特徴として、以下の3つを紹介します。

  • 信頼性が高い
  • リスクがより軽減できる
  • 経営状態がわかる

上場企業の不動産クラウドファンディングの特徴1.信頼性が高い

上場企業は非上場企業に比べて信頼性が高い傾向があります。

上場するには資産や運営情報など企業の現状や資本力がチェックされます。

厳しい条件をクリアした企業のみが上場できるのです。

上場企業は未上場企業に比べ統計上、倒産率が低い傾向があります。

参考:「上場企業倒産」 動向調査(2024年)|株式会社 帝国データバンク[TDB]

上場企業の不動産クラウドファンディングの特徴2.リスクがより軽減できる

不動産クラウドファンディングは一定のリスクがあります。

しかし、優先劣後システムをはじめとしてリスクを軽減する手段を導入しているサービスも多く、他の投資方法に比べると安心して投資ができるでしょう。

上場企業の場合、優先劣後システムだけでなく長年不動産業を行ってきた実績があり、よりリスクの少ない物件を選ぶ手腕を持っています。

そのため、非上場の企業と比べるとよりリスクを抑えて投資ができるのです。

上場企業の不動産クラウドファンディングの特徴3.経営状態がわかる

上場した企業は投資家向けに経営状態や資産を公開する義務があります。

また、株価によって経営状態もチェックできます。

経営状態がわかれば、サービスを選ぶ参考になるでしょう。

上場企業が運営する不動産クラウドファンディングの注意点

ここでは、上場企業が運営する不動産クラウドファンディングの注意点として以下の3つを紹介します。

  • 元本が保証されているわけではない
  • ファンドが人気過ぎて計画通りに投資できない場合がある
  • 利回りが低め

上場企業が運営する不動産クラウドファンディングの注意点1.元本が保証されているわけではない

不動産クラウドファンディングは投資なので、元本は保証されていません。

ファンドによっては損失が出る可能性があります。

上場企業が運営しているファンドだからといって必ずしも利益が出るとは限りません。

上場企業だからどんなファンドでも利益が出ると思わず、自分で研究して物件を選びましょう。

上場企業が運営する不動産クラウドファンディングの注意点2.ファンドが人気過ぎて計画通りに投資できない場合がある

上場企業が運営している不動産クラウドファンディングサービスは、投資家にも人気があります。

そのため、ファンドが人気過ぎてすぐに申し込み枠がいっぱいになってしまうことも珍しくありません。

また、上場企業は無闇にファンドを増やさずリスクを抑えて運営しているところもあります。

ファンドの申し込み自体が高いハードルであることを承知しておきましょう。

上場企業が運営する不動産クラウドファンディングの注意点3.利回りが低め

上場企業が運営している不動産クラウドファンディングサービスは、安全性に比重をおいたファンドが多いです。

そのため、インカム型(賃料収入)がメインになり、利回りは比較的控えめです。

ハイリスク・ハイリターン型を好む方には物足りないでしょう。

しかし、安全性や安定種運輸を重視する投資家には適しています。

まとめ

本記事では、上場企業が運営している不動産クラウドファンディングサービスの特長やメリット、おすすめの企業を紹介しました。

上場企業は信頼性が高く、リスクを抑えて投資ができるファンドが揃っています。

人気過ぎて申し込みのハードルは高いですが、運営企業を選ぶ際の参考にしてください。

実績豊富なFANTAS funding

不動産クラウドファンディングには100社近いサービスがありますが、その中でも累計償還件数200件超えという豊富な実績を誇るのが「FANTAS funding(ファンタスファンディング)」です。

FANTAS fundingの主な特徴は以下のとおりです。

  • 累計償還件数200件以上の実績
  • 元本償還率100%(※2025年7月時点)
  • 10~20%の劣後出資により投資家のリスクを軽減
  • アップサイド配当導入(想定より早期に償還された場合でも、当初予定の配当金を支払う仕組み)

実績重視でサービスを選びたい方や、不動産クラウドファンディングをこれから始めてみたい方は登録を検討してみてはいかがでしょうか。

著者

これまで10以上の不動産・金融メディアを手掛けてきたメンバーで構成されています。実際にサービスを利用してみたり、第三者の生の声を調査し、第三者視点で客観的かつ公平な情報発信を心がけています。

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